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ママになっても新幹線通勤続行中!ジョイセフ ミッチのブログ
リプロダクティブ・ヘルス/ライツのない未来?!
今日はちょっと
みなさんに一緒に考えてもらいたいことがあります。


先週、地球の裏側のブラジルのリオデジャネイロで開かれていた
「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」


日本のメディアではあまり騒がれていませんでしたが、
欧米ではこの会議の開催中や、終了後、多くのメディアで、



ジョイセフがミッションに掲げ強く推進している
家族計画
リプロダクティブ・ヘルス/ライツ
が、
このリオ+20会議で軽視され、残念な結果となったと取り上げています。


New York, New York, 22 June 2012 – The “Future We Want” outcome document from this week’s United Nations Conference on Sustainable Development, also known as Rio+20, lacks meaningful inclusion of reproductive health and rights. While the document includes promising language on women’s empowerment and family planning, leaders missed a historic opportunity to affirm the central role of women and their reproductive health and rights in global sustainable development goals.

The Rio+20 meeting, which convened more than 100 Heads of State, aimed to develop a global framework to reduce poverty, while preserving the environment. The meeting also marked the beginning of global discussions around future Sustainable Development Goals (SGDs), which could potentially replace the Millennium Development Goals (MDGs) after they expire in 2015.

Regrettably, gender was included as one of the last sections of the Rio+20 outcome document, and women and reproductive health were not mainstreamed in other sections, such as education, cities, food and water. Gender equality and, in particular, reproductive health and rights, must be a core component of any future global sustainability development framework.

「Rio+20 Conference Concludes Without Significant Mention of Reproductive Health and Rights」
June 22nd, 2012 by Women Deliver




日本のメディアは、
民主党がごたごたしているからなのか、
1つもこのことについて取り上げているメディアが無い。

1つくらい日本語記事になっていてくれても良いのに。。。
(と ぼやいてみた)


リオ+20会議で最終的に出された成果文書の中では、
残念ながら、
女性やリプロダクティブ・ヘルス/ライツが、重要視されていない。
※リプロダクティブ・ヘルスとは・・・人々が安全で満ち足りた性生活を営むことができ、生殖能力を持ち、子どもを持つか持たないか、いつ持つか、何人持つかを決める自由をもつことを意味する。


この背景には、
きっと、プロライフ派の強い反対があったからなのでしょう。

プロライフ vs プロチョイス



って、二極の考え方(立場)があること、聴いたことありますか?


日本では、こんな二極の対立、気にしたことが無い人ばかりだと思いますが、
米国やその他の国では、選挙の際、この立場がものすごく重要視されますし、
どの派の大統領になるかで、お金の使い方、途上国の女性のサービスへの投資も変わってきます。

「胎児の生命」を重視する(プロライフ)派か?
それとも
「女性の選択権」を重視する(プロチョイス)派か?

プロライフ派は、つまり中絶反対派です。

ジョイセフは、プロチョイス派です。

よく誤解をされてしまうのであえて書きますが、
ジョイセフは中絶を促進する団体ではありませんのでご安心を。
女性が望まない妊娠をした場合は、中絶も選択肢の1つであるという立場です。


国際会議の場でも、プロライフ派は、
リプロダクティブ・ヘルス/ライツや家族計画の立場に強く反対をします。

女性がレイプされ、たとえ望まない妊娠をしたとても、
中絶は殺人!
赤ちゃんを殺す権利はない、中絶する女性は罪だ!と主張するプロライフ。

カトリックが多いですが、
中絶をすると女性だけが罰せられる国が世界にはたくさんあります。
罰せられまいと闇で危険な中絶をし、それが原因で亡くなる女性もいます。
中絶の後遺症で産科疾患に苦しむ女性たちも後を絶えません。


望まない妊娠を防ぎ、出産間隔を空ける「家族計画」は、
途上国の女性の命を守る、健康を守る、そのために不可欠なこと。


クリントン米国務長官は、先週金曜日、
リオ+20会議で
Clinton: family planning key to sustainability
Rio de Janeiro (AP)

-- Hillary Rodham Clinton took a stand for women's reproductive rights during the Rio+20 United Nations conference on Friday, saying "women must be empowered to make decisions on whether and when to have children" if the world is to attain agreed-upon sustainable development goals.

家族計画こそが、「持続可能」な開発に重要な鍵だと発表しましたが、

結局、
最終的に出された成果文章の中では、
In the final draft, the stronger wording "We are committed to ensure the equal access" was switched to the weaker "We are committed to promote equal access." The reference to reproductive rights was deleted altogether, after opposition from the G-77, a negotiating bloc of developing countries at the United Nations, and the Holy See.


リプロダクティブ・ライツに関する文書は、完全に削除されてる!!
*リプロダクティブ・ライツとは・・・人権の一部。すべてのカップルと
個人が自分たちの子どもの数、出産間隔、ならびに出産する時を責任を持って自由に決定でき、そのための情報と手段を得ることができるという基本的権利、性に関する健康およびリプロダクティブヘルスを得る権利



世界人口70億人の半分は女性。

産む性である女性のエンパワーメントを軽視して、
女性の健康や権利を無視して、
持続可能な開発や貧困撲滅なんぞありあえない〜っ!!!

ほんとこの先、どうなることやら。。。

私たちが望む未来は、本当にやってくるのか?
世界はどこに向かおうとしているんだろう?

なんだか先週から、不安になっているミッチです。









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by joi_micchi | 2012-06-23 22:55 | ミッチの雑感、つぶやき | Comments(0)
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