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ママになっても新幹線通勤続行中!ジョイセフ ミッチのブログ
「誕生と産婦の死」。我が子の隣で息絶えるシエラレオネの女性たち。


やっぱり書かずにはいられない。。。

ジョイセフスタッフ公式ブログにも先日掲載して紹介しましたが、
先週発売された
英雑誌TIMEの記事。
「誕生と産婦の死」。我が子の隣で息絶えるシエラレオネの女性たち。_c0223034_052346.jpg


世界で一番妊産婦死亡率の高い国
シエラレオネの女性の出産ドキュメンタリーが綴られています。
しかも、ほとんど写真で!!
「誕生と産婦の死」。我が子の隣で息絶えるシエラレオネの女性たち。_c0223034_08386.jpg



分娩台でいきんでいる女性が、
最後のページでは、葬られている。



なぜ、
こんな写真が撮れたんだろう。。。


これが現実なの!!!???



頭ではわかっていたけど、
こんなに生々しい現実に直面したのは初めて。


あまりにショックで、
目を覆うことも、声を出すことも、言葉にすることもできなかった私。
読み終えた後は、涙が落ちました。
怒りと、悲しみと、やるせなさでいっぱいになりました。

私たちがワールドカップで賑わっている今も、
こんな風に、出産後に亡くなる女性がいると考えただけで、
いたたまれなくなります。




この記事を書いたジャーナリストが、
立ち寄った国内最大規模の病院で出会った産婦サッシー。

双子の出産。
長い陣痛で苦しみ、
1人目を産んで、その24時間後に2人目の誕生。
写真では、
分娩台に意気揚々と座っているサッシーの姿が写っている。

だが、
その直後、サッシーは大量出血を起こす。
ドクターやナースたちが輸血や、
心臓マッサージなど必死の処置を施すものの、
サッシーの血圧はどんどん下がり,
1時間後には心臓も止まった。

女性は生まれたばかりの子に乳を与えることなく
子のすぐ横のベッドで息絶えた。

  ※この病院は、最大規模の大きな病院といえど、
   医療物資(医薬品、消毒液や綿棒なども)が常備されていないという。
   シエラレオネでは、輸血用の血液は、家族が提供し、
   必要物資はすべて親族が揃える必要がある。



この一連の流れが、すべて写真で物語れている。


あまりにも悲惨なドキュメンタリー記事が、
実は、先週、
wakamakoがワシントンで参加していた国際会議(ウーマン・デリバー)開催の
同時タイミングで発信されていました。

世界の妊産婦のためにアクションを起こすためのこの国際会議の
タイミングで発信とは。

さすが、TIME。
そしてそれを巻き込む欧米のNGOたち!!


こんなショッキングな記事、
なぜ、日本のメディアは話題にもしない?!?

日本人は、こういう世界の現実を知らなくてもいいの??


ミッチがNGOスタッフだからじゃなくって、
女性なら、いや、男性でも、だれもが知りたいと思う。
知るべきだと思います!


TIMEのサイトでは、同じくシエラレオネで、サッシーとは別の女性の出産後の死を
ムービーで掲載していました。

日本のメディアが載せないのであれば、
ジョイセフが発信します!!

ぜひご覧ください。

>>short movie Death and Life in Sierra Leone


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by joi_micchi | 2010-06-20 00:44 | ミッチの雑感、つぶやき
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