今年の母の日、みんなはどんな風に過ごしたのでしょう・・・?
ミッチは、張り切って仕事してましたよー。
なんで??って?
ミッチの勤めるジョイセフの大きな活動の一つに、途上国の妊産婦の命を救う活動があります。
母の日といったら、去年の愛・地球博でも、母の日イベントを盛大に行ったところ。
今年も、何かしたい(しなければ・・・?)・・・・
そんな期待?とプレッシャーの中で、5月14日(日)母の日当日にイベントを行うことにしました。
イベントと言っても、今年はジョイセフらしからぬ?カフェでのイベント。
場所は有楽町の西武デパート8階にあるエキサイト・ウーマン・カフェ。
そう、ここはインターネットのポータルサイト、エキサイトが運営するブロードバンドカフェ。
赤のイスとシルバーのテーブルで、明るくスタイリッシュにデザインされていて、待ち合わせするカップルや、調べ物をする会社員でいつも賑わう所です。
カフェという場所で行うのももちろんだけど、
このようなアットホームなイベントを行うのはジョイセフにとって初の試み。
だから、ミッチはこの企画にある種「挑戦」的な思いで臨みました。
間仕切りのないオープンスペースのカフェで、くつろぎながらお話をしたい、母の日だからこそ途上国で命を落とすお母さんたちに思いを馳せてほしい……そんな願いを込めての企画でした。
あなたはどこで生まれましたか?
病院ですか?
助産院ですか?
それとも・・・?
限られたスペースなので、すぐに席は満席に・・・
たくさんの人に参加していただきました。
ゲストスピーカーは、ジャーナリストとして活躍する傍ら中学1年生の息子さんをもつ田島三斗美さん。
ジョイセフのスタッフで3人の娘をもつリサさんと、お母さん同士のトークショーを展開。
田島さんは
「日本の出産現場は、妊産婦である女性が病院にコントロールされすぎなんですよね。私の知り合いの病院では、医師の都合で木曜日と日曜日に陣痛促進剤を打たれ産ませるとか・・・。女性が自分のからだのことは、自分で決められる世の中には、まだ完全になっていないようですね。」
と話をし、それに比べ途上国は・・・??とリサさんに質問。
「病院もなく、助産師さんもいない村で子どもを産む女性がいます。お産は不浄のものだと言われ、明かりを通す窓もない暗い土間で、非衛生なガラスの破片や石でへその緒を切っているところもあるんですよ。」というリサさんの話に、会場がざわめきました。
妊娠中でも頭の上にバケツを乗せ、重い水運びの家事を強いられるアフリカのお母さんや、1年おきに子どもを産み続け20代で子ども5人のお母さんの写真を見て、ショックを隠せない参加者も多かったようです。
妊娠や出産が原因で亡くなる女性は、世界で52万人にものぼる。
私がこうしてブログを書いている間にも、「1分に1人」の割合でお母さんが亡くなっている・・・
本当にいつ何度聞いても、胸が苦しくなる話です。
この白いカーネーションは亡くなったお母さんへの追悼の気持ちを込めて飾りました。
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