Mr. 家族計画!に聴く。
ジョイセフは今、
1年間の被災地支援活動をまとめて報告をする時期にきてます。
広報グループのミッチは、
この報告にあたって、
関係者、キーパソンの取材に毎日勤しんでいる日々です。
ジョイセフの被災地支援活動は、大きく分けて6つ。
1.被災産婦への義援金 5万円給付
2.助産師の活動(女性、妊産婦ケア、健診、カウンセリング)への補助
3.家族計画のサービス(特にピルの提供)への補助
4.被災した市町村に対する母子健診用資機材の提供
5.女性、妊産婦/新生児のための緊急物資支援
6.妊産婦、女性にくつろぎの場所と時間を提供
今日は
この3つ目の「家族計画のサービス」
ここに力を注いでくれた人物、
Mr. 家族計画!こと、
ドクター北村(北村邦夫 産婦人科医)を取材してきましたー!!
といっても、
取材先は、
ジョイセフと同じビルの2階にあるクリニックなんですけどねー。(^v^;)
(2階のクリニックと言えば、3.11のあの日、家に帰れなかったミッチは、ここの待合室ベッドで一夜を過ごしたのでござんした〜。。。)
そう。
北村先生は、
ピル(低容量経口避妊薬)を日本で導入した第一人者でもあります。
北村先生は、ジョイセフの姉妹団体の(社)日本家族計画協会(JFPA)の医師。
震災後の望まない妊娠を防ぎたい、被災した女性たちにこれ以上の負担がかからないようにしたいというジョイセフの思いに即、合意してくれ、
JFPAのもつ、国内ネットワークを活かして、確実にかつ効果的に上質なサービスを届けられるよう一躍かってくださったの北村先生です。
JFPAは1954年に設立され、日本国内で家族計画・母子保健を推進しています。
全国に低用量ピルを処方している産婦人科のネットワークがあり、
岩手、宮城、福島、茨城の被災4県では、
62の産婦人科医院、クリニック等がメンバーとなっています。
昨年の5月から10月までの6ヶ月間で、この4県の31人の産婦人科医師が中心となって、ピルの無償提供(合計6,984サイクル)と6,000ダースのコンドームを無償提供することができました。
提供したピルと同様の多種多様のシート
この日は、北村先生に、
被災地支援の活動の話を気こうかと思いきや、
いつもの北村節が炸裂!
理想の避妊法とは、何だと思う?
という逆質問攻めにあい、
確実に避妊ができること。
副作用がないこと。
簡単に使えること。
コストがかからないこと。
女性が自分で周期調節ができること。
と一通りレクチャーをしてくれたかと思いきや、
「卵子はね、成熟して、その数が日々減少していくんだ。
だから、妊娠、出産には限界があるわけだ。」
今話題の話まで!
続きは、北村先生が連載している
こちらの
読売新聞の医療サイトで。
三十路女なら誰しも気になる話を、次から次へとしてくれちゃいまして。
それはそれは、
ミッチは本業忘れて話を聞き入ってしまったのでした(笑;;)
それはそうと、今年、2012年は、
初めて女性が家族計画(産児調節)求めた運動が起こってから、
100周年にあたる年!!
これについても、さっそく北村先生、書いてますので、
ぜひご覧くださいな。
100年の歴史があって、
私たちの今があります!
私たちのリプロダクティブヘルス。
確かに100年前より、女性は生きやすくなったかもしれません。
特に日本人は、立て続けの妊娠、出産が原因で命を落とすこともなくなりました。
でも、まだ、日本も望まない妊娠はゼロではない。
途上国では100年前のニューヨークと近い状況の地域もあります。
家族計画の発端が、100年前に女性が始めた運動であったこと。
その理由が今でも共感できるがゆえに、とても感慨深いです〜
>>マーガレットサンガー運動開始から100年
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